宮沢 賢治

かしわばやしの夜

新字新仮名 約8,201字・読了目安16分

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清作は、さあ日暮れだぞ、日暮れだぞと云いながら、稗の根もとにせっせと土をかけていました。 そのときはもう、銅づくりのお日さまが、南の山裾の群青いろをしたとこに落ちて、野はらはへんにさびしくなり、白樺の幹などもなにか粉を噴いているようでした。…

作品情報

初出「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日
分類NDC K913
公開日2005-03-20
最終更新2014-09-18
底本 「注文の多い料理店」新潮文庫、新潮社
入力土屋隆
校正noriko saito

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