九鬼 周造

かれいの贈物

新字新仮名 約2,724字・読了目安5分

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十二月も半ば過ぎた頃であった。村上は友人の山崎を自宅の昼飯に招いた。独身者同様の村上は時にこうして十五ばかり年下の山崎と会食をしながら寛いだ気もちで談笑するのが好きであった。年齢の相違もあるので二人の間には師弟といったような感覚も交っていた…

作品情報

分類NDC 121 914
公開日2003-09-05
最終更新2014-09-18
底本 「九鬼周造随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力鈴木厚司
校正松永正敏

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