宮沢 賢治

月夜のけだもの

新字旧仮名 約4,834字・読了目安10分

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十日の月が西の煉瓦塀にかくれるまで、もう一時間しかありませんでした。 その青じろい月の明りを浴びて、獅子は檻のなかをのそのそあるいて居りましたが、ほかのけだものどもは、頭をまげて前あしにのせたり、横にごろっとねころんだりしづかに睡ってゐまし…

作品情報

分類NDC K913
公開日2008-03-25
最終更新2014-09-21
底本 「新修宮沢賢治全集 第十一巻」筑摩書房
入力林幸雄
校正土屋隆

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