岸田 国士

走るノート

新字旧仮名 約1,618字・読了目安3分

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四十年ぶりで、郷里を訪れたいといふ母の望を叶へる好機会である。私は、講演旅行の勧めに応じた。それで、いよいよ出発といふ段取りになつて、家に病人ができ、母は病人を置いて家を明けることを気遣ひ、私もそれは仕方がないこととして、一方、講演の約束を…

作品情報

初出「サンデー毎日 第六年第二十七号(夏季特別号)」1927(昭和2)年6月15日
分類NDC 914
公開日2006-04-03
最終更新2014-09-18
底本 「岸田國士全集20」岩波書店
入力tatsuki
校正小林繁雄、門田裕志

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