宮沢 賢治

山地の稜

新字旧仮名 約2,920字・読了目安6分

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高橋吉郎が今朝は殊に小さくて青じろく少しけげんさうにこっちを見てゐる。清原も見てゐる。たった二人でぬれた運動場の朝のテニスもさびしいだらう。そのいぶかしさうな眼はどこかへ行くならおれたちも行きたいなと云ふのか。それとも私が温床へ水でも灌ぐと…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-01-15
最終更新2014-09-17
底本 「新修宮沢賢治全集 第十四巻」筑摩書房
入力林幸雄
校正mayu

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