野上 豊一郎

キフホイザー

旧字旧仮名 約4,591字・読了目安9分

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一 ブロッケンに登つて、麓のシールケに泊つた次の朝、おびただしい鈴の音で目をさまされた。寢臺から這ひ出して窓をあけて見ると、下の川沿ひの道を一人の牧人が、牧場へであらう、牛の群をつれて通つてゐた。これを見ないとハルツの旅の氣分は完成しないや…

作品情報

分類NDC 293 915
公開日2011-04-28
最終更新2022-09-02
底本 「西洋見學」日本評論社
入力門田裕志
校正染川隆俊

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