瀬沼 夏葉 (翻訳者)、チェーホフ アントン

六号室

旧字旧仮名 約96,441字・読了目安193分

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(一) 町立病院の庭の内、牛蒡、蕁草、野麻などの簇り茂つてる邊に、小やかなる別室の一棟がある。屋根のブリキ板は錆びて、烟突は半破れ、玄關の階段は紛堊が剥がれて、朽ちて、雜草さへのび/\と。正面は本院に向ひ、後方は茫廣とした野良に臨んで、釘を…

作品情報

初出「文藝界」1906(明治39)年4月
分類NDC 983
公開日2006-10-03
最終更新2014-09-18
底本 「明治文學全集 82 明治女流文學集(二)」筑摩書房
入力阿部哲也
校正岩渕祐子

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