坂口 安吾

木枯の酒倉から

――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話――

新字旧仮名 約11,345字・読了目安23分

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発端 木枯の荒れ狂ふ一日、僕は今度武蔵野に居を卜さうと、ただ一人村から村を歩いてゐたのです。物覚えの悪い僕は物の二時間とたたぬうちに其の朝発足した、とある停車場への戻り道を混がらがせてしまつたのですが、根が無神経な男ですから、ままよ、いい処…

作品情報

初出「言葉 第二号」「言葉」発行所、1931(昭和6)年1月1日
分類NDC 913
公開日2010-05-04
最終更新2016-04-04
底本 「坂口安吾全集 01」筑摩書房
入力tatsuki
校正伊藤時也

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