山の貴婦人
新字旧仮名 約1,773字・読了目安4分
上州、信濃、越後、丁度三国の国境のあたりに客の希な温泉がある。私の泊つた宿には、県知事閣下御腰懸けのイスといふのが大切に保存されてゐて、村の共同湯に出没する人々にはドブチンスキーやボブチンスキーの面影があつた。近い停車場へも十数里の距離があ…
作品情報
| 初出 | 「帝国大学新聞 第四八九号」1933(昭和8)年7月10日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2009-06-03 |
| 最終更新 | 2016-04-04 |
| 底本 | 「坂口安吾全集 01」筑摩書房 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | noriko saito |
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