坂口 安吾

愉しい夢の中にて

新字旧仮名 約2,125字・読了目安4分

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昨夜、ちやうど河田の夢を見た。 私は見知らない藁屋根のある農家の庭をぶら/″\してゐた。旅先であつたらしい。ひどい旅愁に苦しめられてゐたのである。どつちを眺めていいのか分らなかつたり、どの見知らない方角を眺めることも苦しかつたり怖ろしかつた…

作品情報

初出「桜 第二巻第三号」近藤書店、1934(昭和9)年4月1日
分類NDC 914
公開日2009-05-30
最終更新2016-04-04
底本 「坂口安吾全集 01」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

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