坂口 安吾

訣れも愉し

新字旧仮名 約4,627字・読了目安9分

この作品を読む Amazonで探す

私はあの頃の自分の心が良く分らない。色々のことを考へてゐた一聯の憂鬱な月日が遥かに思ひ出されるのであるが、どんなことを考へてゐたのやら、どんな気持でゐたのやら、それが失はれた夢の記憶を辿るやうでたよりないのだ。余り考へすぎたために其の考へが…

作品情報

初出「若草 第一〇巻第六号」1934(昭和9)年6月1日
分類NDC 913
公開日2009-06-11
最終更新2016-04-04
底本 「坂口安吾全集 01」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

坂口 安吾の他の作品

坂口 安吾の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。