坂口 安吾

清太は百年語るべし

新字旧仮名 約1,663字・読了目安3分

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若園君 往昔とつくにの曠野に一匹の魔物が棲んでおりました。人里もなく森林もなく徒らに不毛の曠野がつづくばかりで、日毎々々の太陽は地平線から垂直に登り、頭上をぐるつと一回転して向ふ側の地平線へ没して行くといふ、光と夜のほかには陰といふもののな…

作品情報

初出「紀元 第三巻第三号」1935(昭和10)年3月1日
分類NDC 914
公開日2009-05-26
最終更新2016-04-04
底本 「坂口安吾全集 01」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

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