坂口 安吾

醍醐の里

新字旧仮名 約1,690字・読了目安3分

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三年ほど前の早春、自分が京都に住むことになつてものの二週間とたたないうちに、突然小田嶽夫君が訪ねてくれた。 小田君は上海旅行の途中で、京都は始めてだと言つてゐたが、自分を訪ねる前に見物してきたばかりの醍醐寺に、よほど感心したらしく、早速ポケ…

作品情報

初出「若草 第一五巻第一〇号」1939(昭和14)年10月1日
分類NDC 914
公開日2008-10-17
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 03」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

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