坂口 安吾

文字と速力と文学

新字旧仮名 約3,656字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

私はいつか眼鏡をこはしたことがあつた。生憎眼鏡を買ふ金がなかつたのに、机に向かはなければならない仕事があつた。 顔を紙のすぐ近くまで下げて行くと、成程書いた文字は見える。又、その上下左右の一団の文字だけは、そこだけ望遠鏡の中のやうに確かに見…

作品情報

初出「文芸情報 第六巻第一〇号」1940(昭和15)年5月20日
分類NDC 914
公開日2008-10-29
最終更新2014-09-21
底本 「坂口安吾全集 03」筑摩書房
入力tatsuki
校正noriko saito

坂口 安吾の他の作品

坂口 安吾の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。