高村 光雲

幕末維新懐古談

18 一度家に帰り父に誡められたはなし

新字新仮名 約3,237字・読了目安6分

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今の猫と鼠の話のあった前後の頃おい(確か十五の年)は徳川氏の世の末で、時勢の変動激しく、何かと騒擾が引き続く。 それにつけて、四時の天候なども甚だ不順であって、凶作が続き、雨量多く、毎日、じめじめとイヤな日和ばかりで、米は一円に二斗八升(一…

作品情報

分類NDC 712 914
公開日2006-10-01
最終更新2014-09-18
底本 「幕末維新懐古談」岩波文庫、岩波書店
入力網迫、土屋隆
校正noriko saito

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