宮沢 賢治

猫の事務所

……ある小さな官衙に関する幻想……

新字旧仮名 約6,475字・読了目安13分

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軽便鉄道の停車場のちかくに、猫の第六事務所がありました。ここは主に、猫の歴史と地理をしらべるところでした。 書記はみな、短い黒の繻子の服を着て、それに大へんみんなに尊敬されましたから、何かの都合で書記をやめるものがあると、そこらの若い猫は、…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-03-08
最終更新2022-09-02
底本 「宮沢賢治全集8」ちくま文庫、筑摩書房
入力細川みづ穂
校正瀬戸さえ子

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