江見 水蔭

死剣と生縄

新字新仮名 約17,089字・読了目安34分

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一 武士の魂。大小の二刀だけは腰に差して、手には何一つ持つ間もなく、草履突掛けるもそこそこに、磯貝竜次郎は裏庭へと立出た。 「如何ような事が有ろうとも、今日こそは思い切って出立致そう」 武者修行としても一種特別の願望を以て江戸を出たので有っ…

作品情報

初出「講談倶楽部」1925(大正14)年11月
分類NDC 913
公開日2006-11-19
最終更新2016-07-01
底本 「怪奇・伝奇時代小説選集1 水鬼 他9編」春陽文庫、春陽堂書店
入力岡山勝美
校正門田裕志

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