宮沢 賢治

二十六夜

新字新仮名 約20,772字・読了目安42分

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* 旧暦の六月二十四日の晩でした。 北上川の水は黒の寒天よりももっとなめらかにすべり獅子鼻は微かな星のあかりの底にまっくろに突き出ていました。 獅子鼻の上の松林は、もちろんもちろん、まっ黒でしたがそれでも林の中に入って行きますと、その脚の長…

作品情報

分類NDC 913
公開日2009-05-11
最終更新2020-10-22
底本 「新編風の又三郎」新潮文庫、新潮社
入力蒋龍
校正noriko saito

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