海郷風物記
旧字旧仮名 約17,110字・読了目安34分
夕暮れがた汽船が小さな港に着く。 點燈後程經た頃であるからして、船も人も周圍の自然も極めて蕭かである。その間に通ふ靜かな物音を聞いてゐると、かの少年時の薄玻璃の如くあえかなる情操の再び歸り來るのではないかと疑ふ。 艀舟から本船に荷物を積み入…
作品情報
| 初出 | 「三田文学」1911(明治44)年6~7月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 915 |
| 公開日 | 2004-05-31 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「現代日本紀行文学全集 東日本編」ほるぷ出版 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 松永正敏 |
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