白柳 秀湖

駅夫日記

新字新仮名 約38,434字・読了目安77分

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一 私は十八歳、他人は一生の春というこの若い盛りを、これはまた何として情ない姿だろう、項垂れてじっと考えながら、多摩川砂利の敷いてある線路を私はプラットホームの方へ歩いたが、今さらのように自分の着ている小倉の洋服の脂垢に見る影もなく穢れたの…

作品情報

初出「新小説」1907(明治40)年12月
分類NDC 913
公開日2007-03-14
最終更新2014-09-21
底本 「日本の文学 77 名作集(一)」中央公論社
入力川山隆
校正土屋隆

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。