寺田 寅彦

颱風雑俎

新字新仮名 約8,522字・読了目安17分

この作品を読む Amazonで探す

昭和九年九月十三日頃南洋パラオの南東海上に颱風の卵子らしいものが現われた。それが大体北西の針路を取ってざっと一昼夜に百里程度の速度で進んでいた。十九日の晩ちょうど台湾の東方に達した頃から針路を東北に転じて二十日の朝頃からは琉球列島にほぼ平行…

作品情報

初出「思想」1935(昭和10)年2月1日、「吉村冬彦」署名で。
分類NDC 451
公開日2003-11-17
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第七巻」岩波書店
入力砂場清隆
校正多羅尾伴内

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。