高村 光雲

幕末維新懐古談

64 大仏の末路のあわれなはなし

新字新仮名 約2,767字・読了目安6分

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佐竹の原に途方もない大きな大仏が出来て、切舞台で閻魔の踊りがあるという評判で、見物人が来て見ると、果して雲を突くような大仏が立っている。客はまず好奇心を唆られてぞろぞろ這入る。――興業主は思う壺という所です。 大入りの笊の中には一杯で五十人…

作品情報

分類NDC 712 914
公開日2007-03-25
最終更新2014-09-21
底本 「幕末維新懐古談」岩波文庫、岩波書店
入力網迫、土屋隆
校正noriko saito

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