岸田 国士

浅間山

新字旧仮名 約31,654字・読了目安63分

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浅間山の麓 萱の密生した広漠たる原野の中に、白樺、落葉松などの疎林が点在し、土地を区劃するための道路が、焼石の地肌をみせて縦横に延びてゐる。 緩やかな斜面に沿つて、粗末な小舎が一棟。斜面の尽きるあたりに、水量の乏しい渓流。温泉鑿掘のための櫓…

作品情報

初出「改造 第十三巻第七号」1931(昭和6)年7月1日
分類NDC 912
公開日2008-04-13
最終更新2014-09-21
底本 「岸田國士全集5」岩波書店
入力kompass
校正門田裕志

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