兼常 清佐

久野女史をいたむ

新字新仮名 約2,919字・読了目安6分

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二年前久野女史が始めてベルリンに来た時私はその最初の下宿の世話をした。そして私がベルリンを去るまで半年余りの間幾度か女史に会った。すべて昔の思い出は物悲しい、特にこの不幸な楽人の思い出は誠に私の心を痛ましめる。 よほどの語学の素養と外国生活…

作品情報

分類NDC 763 914
公開日2008-01-14
最終更新2014-09-21
底本 「音楽と生活 兼常清佐随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力鈴木厚司
校正小林繁雄

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