神西 清

化粧

新字旧仮名 約1,580字・読了目安3分

この作品を読む Amazonで探す

これは昔ばなしである。―― 二人はおさない頃から仲よしだつた。家は大和の国の片ほとり、貧しい部落に、今ならばさしづめ葭簀ばりの屋台で、かすとり焼酎でも商なふところか、日ごとに行商をして暮らしを立てる、隣どうしであつた。 幼い二人は背戸の井筒…

作品情報

分類NDC 913
公開日2008-01-12
最終更新2014-09-21
底本 「日本の名随筆 別巻39 化粧」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

神西 清の他の作品

神西 清の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。