国枝 史郎

半七雑感

新字新仮名 約3,147字・読了目安6分

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一 岡本綺堂氏の「半七捕物帳」その主人公の半七に就いて些私見を述べることにする。 「……三十二三の痩ぎすの男で、縞の着物に縞の羽織を着て誰の眼にも生地の堅気とみえる町人風であった。色の浅黒い鼻の高い、芸人か何ぞのように表情に富んだ眼を有って…

作品情報

初出「新青年 新春増刊号」1926(大正15)年2月
分類NDC 914
公開日2018-10-15
最終更新2018-09-28
底本 「国枝史郎探偵小説全集 全一巻」作品社
入力門田裕志
校正きゅうり

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