木村 荘八

両国今昔

新字旧仮名 約8,044字・読了目安16分

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櫓太鼓にフト目をさまし、あすは……といふけれども、昔ぼくが成人した家は、風の加減で東から大川を渡つてとうとうと回向院の櫓太鼓が聞えたものだつた。ぼくの名は生れ落ちてからこれが本名であるが、この荘の字をよく人に庄屋の庄の字と間違へて書かれるこ…

作品情報

分類NDC 382 788
公開日2009-01-12
最終更新2014-09-21
底本 「東京の風俗」冨山房百科文庫、冨山房
入力門田裕志
校正伊藤時也

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