宮沢 賢治

丹藤川〔「家長制度」先駆形〕

新字旧仮名 約361字・読了目安1分

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火皿は油煙をふりみだし、炉の向ふにはこの家の主人の膝が大黒柱を切って投げ出しどっしりがたりと座ってゐる。 その息子らは外の闇から帰って来た。肩はばがひろくけらを着て馬を廐へ引いて入れ、土間でこっそり飯をたべそのまゝころころ寝てしまった。 も…

作品情報

分類NDC 913
公開日2008-08-27
最終更新2023-07-06
底本 「【新】校本宮澤賢治全集 第十二巻 童話Ⅴ・劇・その他 本文篇」筑摩書房
入力砂場清隆
校正noriko saito

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