福士 幸次郎

地方主義篇

(散文詩)

旧字旧仮名 約20,246字・読了目安40分

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最初の時代 眞青な海のうへに夏のやうでもなく、秋のやうでもなく、慥かに春の日がその華かさが更に、烈しいとでも言ひたい位の正午の光を受けて、北海道通ひの蒸汽船が二艘、遙か遠くを煙りを吐いて走つてゐる。わたしは今にその玩具のやうに小さいながら、…

作品情報

分類NDC 911
公開日2008-09-17
最終更新2014-09-21
底本 「日本現代文學全集 54 千家元麿・山村暮鳥・佐藤惣之助・福士幸次郎・堀口大學集」講談社
入力川山隆
校正土屋隆

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