大町 桂月

妙義山の五日

旧字旧仮名 約13,666字・読了目安27分

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一 むかし取つたる杵柄、如何なる嶮山でも、何の糞と侮りて、靴穿きたるまゝ、洋服のづぼんもまくらず、即ち別に毫も旅仕度せずに、山にのぼりしが、心ばかりは、むかしにて、十年來、自墮落にもちくづしたる身體の力は、もとのやうにも無し。膝關節疼痛さへ…

作品情報

分類NDC 915
公開日2020-10-16
最終更新2020-09-30
底本 「桂月全集 第二卷 紀行一」興文社内桂月全集刊行會
入力H.YAM
校正雪森

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