小野 佐世男

幽霊

新字新仮名 約5,386字・読了目安11分

この作品を読む Amazonで探す

1 残暑がすぎ、凉風がさわやかに落葉をさそう頃になると、きまって思い出すことがある。 私はまだ紅顔の美少年(?)だった。その頃、私達一家は小石川の家から、赤坂の新居へ移った。 庭がとても広かった。麻布の一聯隊の高い丘が、苔むした庭の後にそび…

作品情報

分類NDC 914
公開日2010-03-03
最終更新2014-09-21
底本 「猿々合戦」要書房
入力鈴木厚司
校正伊藤時也

小野 佐世男の他の作品

小野 佐世男の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。