宮沢 賢治

龍と詩人

旧字旧仮名 約2,354字・読了目安5分

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龍のチャーナタは洞のなかへさして來る上げ潮からからだをうねり出した。 洞の隙間から朝日がきらきら射して來て水底の岩の凹凸をはっきり陰影で浮き出させ、またその岩につくたくさんの赤や白の動物を寫し出した。 チャーナタはうっとりその青くすこし朧ろ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-03-20
最終更新2014-09-18
底本 「宮澤賢治全集第六卷」筑摩書房
入力tucca
校正高柳典子

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