菊池 寛

吉良上野の立場

新字新仮名 約11,353字・読了目安23分

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一 内匠頭は、玄関を上ると、すぐ、 「彦右衛と又右衛に、すぐ来いといえ」といって、小書院へはいってしまった。 (そらっ! また、いつもの癇癪だ)と、家来たちは目を見合わせて、二人の江戸家老、安井彦右衛門と藤井又右衛門の部屋へ走って行った。 …

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-02-08
最終更新2014-09-17
底本 「菊池寛 短篇と戯曲」文芸春秋
入力真先芳秋
校正大野晋

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