片山 広子

東北の家

新字旧仮名 約10,941字・読了目安22分

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東北に子の住む家を見にくれば白き仔猫が鈴振りゐたり 東京に生れて東京にそだち東京で縁づいたFが、はじめて仙台に住むことになつたのは昭和十六年の夏であつた。Fの夫が商工省から仙台の鉱山局に転じて行つたのである。そとに出ることをひどく面倒がる私…

作品情報

分類NDC 915
公開日2008-12-20
最終更新2014-09-21
底本 「燈火節」月曜社
入力竹内美佐子
校正富田倫生

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