岡本 綺堂

雪の一日

新字新仮名 約2,444字・読了目安5分

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三月二十日、土曜日。午前八時ごろに寝床を離れると、昨夜から降り出した雪はまだ止まない。二階の窓をあけて見ると、半蔵門の堤は真白に塗られている。電車の停留場には傘の影がいくつも重なり合って白く揺いている。雪を載せたトラックが幾台もつづいて通る…

作品情報

初出「新潮」1933(昭和8)年3月号
分類NDC 914
公開日2008-12-22
最終更新2014-09-21
底本 「岡本綺堂随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正noriko saito

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