岡本 綺堂

薬前薬後

新字新仮名 約6,450字・読了目安13分

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草花と果物 盂蘭盆の迎い火を焚くという七月十三日のゆう方に、わたしは突然に強い差込みに襲われて仆れた。急性の胃痙攣である。医師の応急手当で痙攣の苦痛は比較的に早く救われたが、元来胃腸を害しているというので、それから引きつづいて薬を飲む、粥を…

作品情報

初出「東京」1925(大正14)9月号、「時事新報」1926(大正15)年8月19~22日
分類NDC 914
公開日2008-12-29
最終更新2014-09-21
底本 「岡本綺堂随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正noriko saito

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