内田 魯庵

淡島椿岳

――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――

新字新仮名 約31,749字・読了目安63分

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震火で灰となった記念物の中に史蹟というのは仰山だが、焼けてしまって惜まれる小さな遺跡や建物がある。淡島寒月の向島の旧庵の如きその一つである。今ではその跡にバラック住いをして旧廬の再興を志ざしているが、再興されても先代の椿岳の手沢の存する梵雲…

作品情報

初出「きのふけふ」博文館、1916(大正5)年3月
分類NDC 721
公開日2011-07-14
最終更新2014-09-16
底本 「新編 思い出す人々」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正門田裕志

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