野中 至

寒中滞岳記

(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)

新字新仮名 約10,185字・読了目安20分

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玄冬の候、富士山巓の光景は、果して如何なるものなるべきや。吾人の想像以上なるべきか、これを探撿して以て世に紹介せんことは、強ち無益の挙にあらざるべし、よって予はここに寒中の登岳を勧誘せんと欲するに臨み、先ず予が先年寒中滞岳中の状況を叙述して…

作品情報

初出「富士案内」春陽堂、1901(明治34)年8月
分類NDC 786
公開日2010-03-08
最終更新2014-09-21
底本 「山の旅 明治・大正篇」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正門田裕志

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。