上田 敏 (翻訳者)、シュウォッブ マルセル
浮浪学生の話
新字旧仮名 約3,086字・読了目安6分
抑われは寄辺ない浮浪学生、御主の御名によりて、森に大路に、日々の糧を乞ひ歩く難渋の学徒である。おのれ今、忝くも尊い光景を観、幼児の言葉を聞いた。われは己が生涯のあまり清くない事を心得てゐる、路の傍の菩提樹下に誘惑に負けた事も知つてゐる。偶わ…
作品情報
| 初出 | 「三田文学 第四巻第二号」1913(大正2)年2月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 953 |
| 公開日 | 2009-06-12 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「定本 上田敏全集 第一巻」教育出版センター |
| 入力 | ロクス・ソルス |
| 校正 | Juki |
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