三好 十郎

おりき

新字新仮名 約36,955字・読了目安74分

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信濃なるすがの荒野にほととぎす 鳴く声きけば時過ぎにけり ――万葉東歌―― 八ヶ嶽の、雄大な裾野の一角。 草場と、それから此のあたりでカシバミと呼んでいる灌木の叢に取り巻かれた麦畑。黄色によく実った麦の間には既に大豆が一尺近く育っている。 …

作品情報

初出「日本演劇」1944(昭和19)年3月号
分類NDC 912
公開日2009-06-25
最終更新2014-09-21
底本 「三好十郎の仕事 第二巻」學藝書林
入力伊藤時也
校正伊藤時也、及川 雅

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