田中 貢太郎 (翻訳者)、陳 玄祐

倩娘

新字新仮名 約3,255字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

王宙は伯父の室を出て庭におり、自個の住居へ帰るつもりで植込の竹群の陰を歩いていた。夕月がさして竹の葉が微な風に動いていた。この数日の苦しみのために、非常に感情的になっている青年は、歩いているうちにも心が重くなって、足がぴったりと止ってしまっ…

作品情報

分類NDC 923
公開日2003-10-06
最終更新2014-09-18
底本 「書物の王国11 分身」国書刊行会
入力門田裕志
校正小林繁雄

田中 貢太郎の他の作品

田中 貢太郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。