誠心院の一夜
旧字旧仮名 約4,830字・読了目安10分
赤染衞門は先程から不思議なものを見た、と云ふ氣がしてならなかつた。併し其れは決して惡い氣持のものではない。いやむしろ先程から清げに、圓滿に落着くべき處に落着いた惱みの道を全く通り拔けて、女として、人間として、最も落着いた境地に入り得た者の、…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2012-06-12 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「信濃詩情」明日香書房 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 富田倫生 |
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