大鹿 卓

金山揷話

新字新仮名 約10,757字・読了目安22分

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稚内ゆきの急行列車が倶知安をすぎ、やがて山地へかかって速力がにぶると、急に雪が降りだした。粒が細かくて堅く結晶した雪だということは、車窓にふきつけるサッサッササ……という音でわかった。線路近くのエゾ松林に、防雪林などと書いた棒杭が見出された…

作品情報

初出「中央公論」1939(昭和14)年4月
分類NDC 913
公開日2012-04-20
最終更新2025-06-25
底本 「北海道文学全集 第12巻」立風書房
入力林幸雄
校正岩澤秀紀

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