岸田 国士

桔梗の別れ

新字旧仮名 約3,969字・読了目安8分

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一 ある高原の避暑地。落葉松の森を背にしたテニスコートの傍ら。日が落ちて、橙色の雲の一塊が、雪をいたゞいた遠い峰を覆つてゐる。今テニスを終つたばかりの四人、そのうちの女二人は境笛子と母の杉江である。そして、二人の青年は、金津朔郎と酒巻深であ…

作品情報

初出「令女界 第九巻第八号」1930(昭和5)年8月1日
分類NDC 912
公開日2012-04-03
最終更新2014-09-16
底本 「岸田國士全集4」岩波書店
入力kompass
校正門田裕志

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