永井 荷風

買出し

新字旧仮名 約5,412字・読了目安11分

この作品を読む Amazonで探す

船橋と野田との間を往復してゐる総武鉄道の支線電車は、米や薩摩芋の買出しをする人より外にはあまり乗るものがないので、誰言ふとなく買出電車と呼ばれてゐる。車は大抵二三輛つながれてゐるが、窓には一枚の硝子もなく出入口の戸には古板が打付けてあるばか…

作品情報

分類NDC 913
公開日2011-03-10
最終更新2014-09-16
底本 「ふるさと文学館 第一三巻 【千葉】」ぎょうせい
入力H.YAM
校正米田

永井 荷風の他の作品

永井 荷風の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。