尾崎 紅葉

金色夜叉

新字旧仮名 約340,937字・読了目安682分

この作品を読む Amazonで探す

前編 第一章 未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直に長く東より西に横はれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず、いと寂くも往来の絶えたるに、例ならず繁き車輪の輾は、或は忙かりし、或は飲過ぎし年賀の帰来なるべく、疎に寄する獅子太鼓の遠響…

作品情報

初出「読売新聞」1897(明治30)年1月1日~1902(明治35)年5月11日
分類NDC 913
公開日2000-02-23
最終更新2024-02-07
底本 「金色夜叉」新潮文庫、新潮社
入力柴田卓治
校正かとうかおり

尾崎 紅葉の他の作品

尾崎 紅葉の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。