長与 善郎

青銅の基督

――一名南蛮鋳物師の死

新字旧仮名 約67,007字・読了目安134分

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一 父秀忠と祖父家康の素志を継いで、一つにはまだ徳川の天下が織田や豊臣のやうに栄枯盛衰の例に洩れず、一時的で、三代目あたりからそろ/\くづれ出すのではないかと云ふ諸侯の肝を冷やす為めに、又自分自らも内心実はその危険を少からず感じてゐた処から…

作品情報

分類NDC 913
公開日2012-01-01
最終更新2014-09-16
底本 「現代日本文學大系 36 長與善郎・野上彌生子集」筑摩書房
入力門田裕志
校正富田倫生

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