牧野 信一

若い作家と蠅

新字旧仮名 約3,833字・読了目安8分

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ある時は―― 苔のない心 うれしい心 くもつた心――悲しい心。 * 「つまらないの?」と、光子は自分が余り熱心に舞台に気を取られてゐるので、此方に気の毒な気がしたのだらう、軽い笑顔を作つて、突然此方を振り向いて云つた。自分は居睡りの真似をし…

作品情報

初出「十三人 第二巻第七号(七月号)」十三人社、1920(大正9)年7月1日
分類NDC 913
公開日2011-07-08
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第一巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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