出征
新字旧仮名 約1,796字・読了目安4分
今宵電車は進行を止め、バスは傾いたまゝ動かうともせぬ 沿道の両側は雪崩れうつ群衆、提灯と小旗は濤のように蜒り 歓呼の声が怒濤のように跳ね返るなかをおれたちは次々にアーチを潜り、舗道を踏んで いま駅前の広場に急ぐ おゝ、不思議ではないか かく…
作品情報
| 初出 | 「赤い銃火」1932(昭和7年)年4月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 911 |
| 公開日 | 2014-10-04 |
| 最終更新 | 2015-03-14 |
| 底本 | 「槇村浩詩集」平和資料館・草の家、飛鳥出版室 |
| 入力 | 坂本真一 |
| 校正 | 雪森 |
槙村 浩の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。