槙村 浩

餅の歌

――全農の林延造氏に――

新字新仮名 約1,771字・読了目安4分

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餅とは 何と 鋤き返された幼い南の郊外の野の思い出のように 甘いものだろう! 高岡の ひとりぼっちの 叩き廻っても後の沼地一ぱいがらんどうな響きしかはね返してこぬ 豚箱の中で 僕はしみじみと生のうどんの皮をひっぺかしながら そう思った それ…

作品情報

分類NDC 911
公開日2014-10-07
最終更新2015-03-14
底本 「槇村浩詩集」平和資料館・草の家、飛鳥出版室
入力坂本真一
校正雪森

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